こなぐすり、みずぐすり
◎基本は、スポイトやスプーンを利用して、水で飲ませる
- こなぐすりの袋をあける前にトントンたたいて一方の端に寄せておく
- 水(シロップ)を、スポイトで少しずつ落としながらまぜる
- スポイトで吸い上げて飲ませる
錠剤、カプセル
◎少しの水を口に含み、上を向かせ、1粒ずつ口の中に入れ、タイミングを取りながらゴックンさせる
- 1日3回食後という指示がされていても、こどもの食事は不定期になりがちなので、特別な薬でない限りは食前でもかまいません。
- 飲ませるのを忘れたときは、次に2回分飲ませるのではなく、1回分にしてください。
- ミルク、おかゆ、とうふなど、主な栄養源となっている食品とは、決してまぜないようにしてください。
- 《早く良くなるためにちゃんと飲もうね》と、声をかけながら飲ませてください。
- 飲めなくても怒らない、飲めたら必ずほめてください。シールを貼ったり、ぬりえで遊ぶのも効果があります。
- 親が一緒に飲んだり、ともだちが飲むのをみて、飲めるようになることもあります。
おすすめの飲ませかた
おくすり用ゼリーのオブラート。特にチョコレート味は、抗生物質などのニガイくすりの味や臭いを包んで、小さなお子様にもつるりと飲ませることができます。離乳中期から使用できる、乳児用規格適用食品です。
おくすり団子のつくりかた
- 1回分のこなぐすりをお皿にあけ、1~2滴の水をおとして、団子状に固めます。
- 水が少ないときは、1滴ずつ足していき、多すぎたらクリープや調整ココアなどをまぜて、固めます。
- お子さんが飲みこめる大きさに分けて、口に入れ、すぐに好きな飲料を、飲ませてください。それでも飲みにくいときは、お団子をプリンやヨーグルトに1粒ずつ入れて飲みこませてください。
- どうしても飲めない子には、チョコを刻んで湯せんで溶かし、くすりを入れて成型し、冷蔵庫で固めて、チョコ団子にして飲ませる方法もあります。
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